【無理をしてる人の特徴】バランスをとらなくてもいい理由

無理をする人

家族や職場で自分ばかり無理している気がすると思っていませんか?

人間は無意識にバランスをとろうとする理論があり、相手に合わせバランスをとっています。

キズキ
キズキ

特にHSS型HSPは自分に負荷をかけて無理をしてしまいやすい傾向があります

HSS型HSPを自覚するわたしはまさに、本音に目を向けず蓋をしたまま育ってきました。

学校生活、仕事、友人、家族での人間関係において無意識無理をしていると気がつかず

バランスをとっていたため、様々な悩みを抱えてきました。

こんな人におススメの記事です
  • 体調が悪い相手をカバーしようと余裕がなくなる
  • 自分だけ役割が多い気がする
  • 正直、できないことを「できない」と言える人が羨ましい
  • 無理をしてイライラすることが多い
  • ストレスが溜まって発散できない

本記事では、『人間関係のバランス理論』を実体験を踏まえて、できるだけわかりやすく解説し、HSS型HSPが特に悩みやすい『相手に合わせすぎてつらい』を解決した方法をお伝えいたします。

ぜひ、最後までご覧ください♪

人間関係のバランス理論とは?

手をつなぐ二人

人間は無意識に人間関係においてバランスをとろうとするという理論があります。

アメリカの心理学者フリッツ・ハイダーによって提唱された社会心理学の1つで詳しくは下記をご覧ください。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

バランス理論(ばらんすりろん: Balance theory)とは、対人関係において三者以上の存在があるときに、その三者の間の認知関係のバランスを保とうとする人間の心理状態を表す社会心理学用語。アメリカの心理学者であるフリッツ・ハイダーによって提唱された[1]

バランス理論 – Wikipedia

簡単にお伝えしますと、
人間関係において特に家族関係がわかりやすく、社交的な夫なら、内気な妻であり、

その逆もしかり。

親が人見知りだと、子どもは積極的というように家族間でバランスを無意識にとっています。

【HSS型HSPを自覚する筆者】無理をしていた実体験

人間関係のバランス理論

エピソードを二つお伝えします。

上記の例えどおり、我が家の夫は社交的です。

そして筆者は人見知り
後に意味づけし解釈したのですが、

わたしは人見知りはありながらも、そこそこ社交的な性格でもありました。

HSS型HSPのなかでも経験置かれた状況でHSSである(外交的な面)やHSP(内向的な面)の比率が変わると言われています。

キズキ
キズキ

若さや自分自身を知らないため負けず嫌いで積極的な自分を演じていた時期です

夫に出会い、結婚する前は社交的な性格を装っていただけなのか、HSSな面の比率が多かったのか、どちらかは結果論ではあるものの、思い出してみると社交的。

それを上回る社交的さ、だれとでも仲良くなり、人を笑わせることに長けている夫と家族になったことで、

おそらくバランスをとったのだな・・感じました。



もう一つは職場です。

ちょっと申し上げにくいですが・・
これでもかと思うほど『仕事が覚えられない人』と『すぐに覚えてできる人』のバランスは
何度、職場で総入れ替えくらいに人の流れが早くても同じような比率。

キズキ
キズキ

過去に5回の転職、バイト時代、副業でバイトを掛け持ちしていたときにも感じていました

このように、家族間や職場でバランスをとるように無意識になっている

というのがこの理論であり
HSS型HSPは相手に合わせるのが得意
なためバランス調整役になることが多い印象です。

環境によってはさまざまな役割を担い、時には無理をしてしまったり、無理をすることがクセになり、自分の本当の姿がわからなくなっている人が多いと感じています。

無理をして相手に合わせてバランスをとった結果

何度もお伝えしていますが、HSS型HSPはバランスをとる才能があり、加えて白黒思考といわれすぎる傾向が強いです。

筆者はこの二つが掛け合わさったことで、夫と夫婦関係においてバランスを取らなくてはダメと無意識に思い込み、やりすぎて、何度も離婚の危機に直面しました。

キズキ
キズキ

お恥ずかしい限りです・・

筆者がとっていたバランス
  • 社交的な夫・内向的な妻
  • 不潔を気にしない夫・清潔でありたい妻
  • ギャンブル好きな夫・ギャンブル=ダメの環境で育った妻
  • ずぼらな夫・几帳面の妻
  • 不正は仕方がないと割り切れる夫・正しさにこだわる妻
  • 不マジメな夫・マジメすぎる妻

何度も離婚の危機に直面し気づいたことは、
わたしは無理してバランスをとっていたこと。

なぜ、対極の夫に惹かれあったのか?

手をつなぐ二人

バランスの対極をみると「なぜ、夫と結婚をしたのか?」とよく質問をされます。

当時は、お互いに足りないものを埋めていける関係性、わたしは夫の積極的で社交的な面に惹かれ、夫はわたしに「俺の足りない、至らない点をカバーしてくれるわたしは結婚したい相手!と思った」そうです。

その言葉や態度、20歳と若かったので「求められている」ことになんとも幸福感好きが追い風となり結婚。

そして、自分に呪縛をかけてしまいました。

自分自身にかけた呪縛
  • しっかりした妻でなくてはいけない
  • 夫が足りない、至らないと思っている点を改善してあげなくてはいけない
  • 世間的に後ろ指をさされないような夫(父)でいてもらえるようにサポートのみならず教育?(書いていて痛い・・)しなければならない

自分が無理してしまった原因は、

夫自身が感じている至らない点をなんとかしてあげようと夫の課題を勝手に抱え込んでしまったこと

実は・・わたしにも・・
  • 社交的な面
  • 極度の潔癖まではいかずとも不潔を許せる面
  • ズボラな面
  • 不真面目でもいいじゃないか

と似た面がわたしの中にもあるということに気がつきました。

合わせて世間的な人の目を気にしていたことも気づくことができました。

自分に呪縛をかけ、無理をして自分にもある面を覆い隠しバランスをとっていたために何度か衝突を繰り返していました。

解決手順①:無理するなら「できないこと」と認める

ここからは解決手順をお伝えします。

おこがましいのは百も承知ですが・・

自分がバランスをとっていると無意識でもありつつ(直感的に)、意識(勝手な思い込み)もしていたので、今までできていたことをやらなくなったら家庭崩壊をするんじゃないか、と怖かった。

と言い訳を残しておきます。笑

家事をサボるや子育てにおいても課題を分離し抱え込まず、不真面目な面をわたしが出したことにより、

夫の変化
  • お手伝い家事ではなく、役割として家事を責任もってするようになった
  • 節約してくれるようになった
  • 都合のいい育児ではなく、子どもと向きあってくれるようになった
  • 不真面目さは残りつつも、真面目な面が現れるようになった

夫は無意識かどうかは本人に確認していないのでわかりませんが、バランスをとりにきてくれているを実感しています。

無理してできていたことを手放して
できないことと認めたことで相手に頼れるようになり、できない自分でも自分の価値は変わらないことに気がづきました。

解決手順②:あたりまえこそ感謝!言葉で伝える

信頼関係
「できない」を認めたことで得られる副産物

無理をして家事や子育てをしなくなってから、自分の時間が大きく増える

本当は「今までわたしは無理してやってきたんだから当然・・」と思いたいところですが、笑

それでは、以前のように衝突するだけですし、この状況があったおかげで無理をしなくても家庭は回る気づかせてくれた夫には、本当に感謝をしています。

キズキ
キズキ

あたりまえのように家事に子育てをやってくれるようになると忘れがちなので定期的に思い出しています

無理をしなくなったからこそ、心からの「ありがとう」が伝えられるようになるのも納得です。

解決手順③:相手のお尻を拭かない!忍耐力を磨く

もし、本ページをご覧くださり、実践してみようと思った方がいれば、つまづくかも・・のポイントもお伝えしておきます。

わたしは『不倫』というキッカケもあり、うまく夫の方からバランスをとってきたと思います。

ずっと家事・子育てを担ってきて急に投げ出せない・・

と思う方もいると思います。わたしも順序を踏みながら、いい塩梅を見つけてきて、現在も模索中であることから、一つだけコツのようなものを伝えるならば、

初めは、夫側、妻側にも失敗ばかりです。
失敗と捉えるならば、ですが。

失敗からの教訓はお互いに 我が家のあるある

→洗い物担当の夫がよく食洗器に入れてスイッチを忘れてしまうことが多い。

食洗機のスイッチを押し忘れるということは・・
翌日の保育園や学校での給食セットが洗いあがっていない

洗い物担当の夫の失敗により、
→翌日の準備のため食洗器から取り出して洗って準備をせざるをえない妻

たまに、ならまだ「しょうがない」で終わるものの、ほぼ毎日となると夫のお尻を常に拭き、そして、洗い物をしてくれた夫に対しての感謝が薄れ、
イライラに・・

解決策!

朝に時間がないフリをして夫に頼み、翌日の準備もおまかせする

→スイッチを押し忘れてもめんどうな思いをして困るのは夫

スイッチを押し忘れないように気をつけるようになりましたし、押し忘れてもわたしはとくに問題はなく

心が乱れなくなりました

「相手に期待しない」は大事な考え方!

以前のわたしなら、怒ったり、イライラしたり、嫌味を言ったり、一丁前にアドバイスをしていたところですが、夫自身で責任を取ってもらうことで解決しました。

キズキ
キズキ

余裕があったら支えあっています。余裕がないのに無理はしなくなりました

これの繰り返しを続けることは忍耐も必要だと感じます。

夫も30代であり、夫自身に考えてもらったほうが効率よくこなしてくれることを知れたり、家事もこんなスピードでできるんだと尊敬しています。

まとめ

信頼し合う二人

無理している人の特徴を人間関係のバランス理論をもとに、HSS型HSPが当てはまりやすいこと、その解決方法を実体験をもとにお伝えしました。

一番、
大事なのはまず「無理をしていること」に気づくことです。

HSS型HSPは自分の本音気持ちに蓋をしやすく、感覚がマヒしてくることにより気がついていない。

敏感な性格に生まれたのに、得意を活かせず自分の気持ちに鈍感になるように敏感さを受け入れない人が多い印象です。

そして
「できるけど無理をしないとできないこと」は「できない」

に分類してもいいと許可してください。
ダメ元でも頼ってみて感謝を伝えて、

一度頼って任せたことはもし、至らない点を見つけても、任せた相手の責任で口出しせずに最後まで見届けることができれば、

案外バランスはとれていくものだと実感しました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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