HSS型HSPという気質は、一見すると矛盾を抱えたような存在に見えるかもしれません。
「刺激を求める」のに「繊細」
「行動的」なのに「すぐに疲れる」
「自由を望む」のに「人の目が気になる」
とても感受性が強く、でも好奇心も旺盛で、“自分らしさ”と“他人からの評価”のあいだで、日々揺れ動く――
「まわりの目」を気にして自分を抑え込む選択から少しずつ自由になっていくために。
今日は、3つのステップに分けてお伝えします。
このページは以前にnoteに書いた記事をもう少し体形的にした記事になります。
原案である、noteを読みたい方はこちらからどうぞ♪
STEP1|「気にするのは当たり前」と受け入れる

「まわりの目を気にしない自分でいないと・・」と焦っていませんか?
でも、HSS型HSPにとって「まわりを気にする」のは、実はごく自然なことみたいです。
これはHSS型HSP専門カウンセラーの時田ひさ子さんの書籍にも記されています。
相手のちょっとした表情や声のトーンを読み取ってしまったり、今まで、はみ出ないように、変な目立ち方をしないようにまわりの目を気にしてきた敏感さゆえの長所だと思います。
だからこそまずは、「気にしちゃう自分」を否定しないことが最初の一歩になるのではないかと思います。
否定すれば、するほど、気にしていることになり、目を向けたところが大きくなっていくんですよね。
むしろ「気にできるってすごい能力だな」と、やさしく認めてあげるくらいの気持ちでいてください。
わたしは意識的にそう、変換してました。
STEP2|「選択」を意識する

HSP気質のある人は、無意識にまわりへ反応してしまうことが多いです。
これも、無意識にまわりの目を気にする反応だから仕方がないと思っています。
ただ、すぐにまわりの目を気にした反応の感情をないものとして感情にフタをするから余計に複雑になっていくとわたしは思っています。
- 他人の目が気になって行動を止める
- ちょっとした言葉にモヤモヤして落ち込む
- SNSで誰かの発信を見て落ち込み、自分なんてダメだと思う
気にした結果、一見、ネガティブな感情が沸き上がりますが、その後の“選択”が大事で、肝になる。
大切なのは、その後「どうするか」を自分で選ぶ意識を持つこと。
たとえば、
- 行動が止まりそうになるほど恥ずかしいけど、やってみよう
- 傷ついているんだ・・でも「気にしない」を選んでみよう
- 自分なんて・・と思ってしまっても自分ができることをやってみよう
と、自分に主導権を取り戻す感覚を育てていくことがStep2になります。
STEP3|「自分軸」と「他人軸」を区別する

まわりの評価や期待を気にしすぎると、
「じぶんの意思なのか、それとも誰かに合わせた行動なのか?」
と、自分の軸がぼやけてしまいます。
そんなときに、自分自身に問いかけてみること。
- わたしが“やりたい”と思って選んだこと?
- “よく思われたい”からやろうとしているだけ?
自分軸=
自分の価値観や本音に沿っているかどうか
他人軸=
他人からどう見られるかで決めていないか
日常のなかで、問いかけるクセをつけると、少しずつ「まわりの目」を感じつつも、自分の選択を選べるようになっていきます。
おわりに|「気にしながらでも」楽に生きていける

まわりの目が気になるのは、繊細さがあってこそ。
無理に「気にしないようにする」必要ない。
大切なのは、
気にしている自分を否定せず、その後の行動をどう選ぶか
に意識を向けることだと思います。
少しずつ、本当にコツコツが大事ですが、“気にしながらでも動ける自分”を育んでいけたら、
HSS型HSPという気質であることを誇りに思い、力が最大限活かせるのではないかと確信しています。
最後までご覧いただきありがとうございました🍀
少しでも、人の目を気にして、なかなか自分がやりたいことをやれない方がやれるキッカケになっていただけたら嬉しいです。
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