【HSPの特徴が当てはまるけど、周りからは気づいてもらいづらいHSS型HSPを知っていますか?】
- 他人より疲れやすい、でも疲れやすい姿を見せないようにしている
- 相手に合わせすぎてイライラしてしまうことがある
- 本当の自分の姿はまわりに見せていない
- 環境に合わせて自分を作りすぎて本当の自分の姿がわからない
『HSP(敏感で繊細な人)』の特徴を知ってもすこし違和感を感じることありませんか?
『HSP』と『生きづらさ』は検索するとセットで表示されることが多いです。
ですが、HSP気質を持つ私は今までに『生きづらい』と思ったことはありませんでした。
なぜなら私は『HSP』の中でも更に『HSS型HSP』といわれる種類に分類され【通称:かくれ繊細さん】と言われているからです。
本記事では、『生きづらさ』を感じているはずなのに『生きづらい」と自覚していない人が多い『HSS型HSP』についてできるだけ詳しく解説していきます。
『生きづらい』中で生きてきたんだと納得。それでも感じる違和感の正体は『HSS型HSP』によるのものでした( ノД`)
HSS型HSPとは?刺激を求めるのに傷つきやすい真逆の特性をあわせもつ人
『HSS』=High Sensation Seeking
センセーショナルなことを探す人(刺激探求タイプ)
『HSP』=Highly Sensitive Person
刺激に敏感で繊細な気質を持った人
※センセーショナル・・・人の感情・感覚を強く揺さぶる性格をもつさま とされています。
※HSSは自分にとって感情・感覚を強く揺さぶることを探す人と筆者は理解しています。
『HSP』については詳しく知りたいかたはHSPとは?もご覧ください。
HSS型HSP=刺激を求める(HSS)と傷つきやすく繊細(HSP)の真逆の特性をあわせもつ人です
↓こちらはHSS型HSPのチェックリストの一部です。
〇人前では外向的・社交的な人を演じている
HSP/HSS LABO監修 チェックリスト一部引用
〇ものごとの完成形をイメージすることは得意だが、実際には完成する前に飽きてしまう
〇理想や目標設定が人一倍高く、なかなか自分に満足することができない
〇時間を無駄にするのが嫌いで、待ち時間や隙間時間に何かをしたくなる
※気になる方はネットで検索するとセルフチェックできるので試してみてください。
\通称:『かくれ繊細さん』と言われている理由はこちら/
『HSP』の共感能力の高く繊細で傷つきやすい側面を『HSS』の外向性、社会性、積極性、好奇心旺盛の別の側面で周りにいる人に見えないようにカバーしているため周りの人には傷つきやすさや繊細な側面を知られずに気づかれないため『かくれ繊細さん』なんです
HSS型HSPの人口
『HSP』の人口は約20%。5人に1人、そのうちのHSS型HSPは『HSP』の中で30%
全人口の6%の割合しか存在しないと言われています。
私たちが生活している社会は繊細すぎない80%の人に合わせて機能していますが更に20%のうち
30%で全人口の6%である『HSS型HSP』の特性は認知もされなければ理解されない・・・
の気持ちを抱えやすいのが現状になります。
HSSの4つ特性
『HSP』の4つ特性である【D・O・E・S】同様に『HSS』にも4つの特性があります。
『HSP』の4つの特性についてはHSPとは?の記事に詳しく書かせていただきましたのでぜひ、ご覧ください。
\『HSS』の4つの特性は【R・N・D・B】の頭文字で表されています/
- R:リスク受容度が高い
(Risk Taking) - N:新しさや目新しさを求める
(Novel Experiences) - D:抑制されたくない
(Disinhibition) - B:退屈しやすい
(Boredom Susceptbility)
上記の特性により『HSP』の特性と兼ねて内向的なのに外向的・消極的だけど積極的。
よくアクセルとブレーキを同時に踏んでいる状態と表現されることが多く矛盾した自分の行動と思考を扱いきれず自分がわからなくなるのは必然のような特性です。
HSS型HSPが陥りやすい思考
上記の表はHSS型HSPさんが感じる感覚と非HSP(現代社会での一般的な感覚)の違いをあらわした表を見て当事者である私が感じる感覚を表にしたものです。
良い感情も悪い感情も非HSPの人よりも大きく感じることが多いのがわかると思います。
良い感情はプラスに考えられるため悩むことは少ないのかなと理解できますが問題は悪い感情の範囲です。
一般の人の範囲で言動を気をつける癖がついていて(悪い)本心を知られたくないので本音を言えず自分がわからなくなっていった感覚を断捨離で味合うことがありました
私は自己肯定感が低く他者比較や承認欲求を満たすことで【自尊心=自信】と間違えてとらえて人生をここまで歩んできました。
他者比較や承認欲求は周りの環境に左右され一喜一憂し不安定な気持ちに支配され自分がないと感じているのが悩みでした。
- 疲れやすいのに踏ん張ってしまう自分を認めてくれない
→そもそも疲れやすさを表に出していないので誰も気づいていない - まわりの人にどう思われるかを気にして素直に「やりたいこと」を言えない
→自分だけ我慢しているように感じるためイライラとしてしまい関係が悪くなる - 目標を設定するのが好き。でも途中で飽きてしまったり興味の対象が変わる
→中途半端な自分を自分で責めることになる
他人にどう思われるかを気にして前に進めないことで勝手にモヤモヤし他責思考にも陥りやすいです
他人は気にしてないことまで自分は気にするからと同じ感覚でしか考えられなかったので常に不安や恐れ・失望と隣り合わせで生きている状態でした。
HSS型HSPは直すことができるの?
結論はできません。
『HSP』同様で脳の仕組みが生まれ持って違い病気ではありません。
ここからはHSS型HSPを持つ私が考えていることになりますが、昔から『自己啓発本』が好きでした。
(でも自己啓発本を読んでいることを知られるのは恥と思ってました(/ω\)
自分をかりたたせることで【自分を知りたい・自分をもっと活かしていきたい】と本能的に思っていたんではないかと考えています。
【私たち人間の行動はほとんどが思い込みで成り立っている】
と以前に本で読んだことがあります。
HSS型HSPを知らずに世間一般に合わせようと努力してきた自分の思い込みのフィルターを外し過去と向き合い・現在の姿と未来に向けてどう複雑な思考をコントロールするかによっては
HSS型HSPを活かし・強みにできる
※悩むの意味を調べると・・・苦痛を覚える
悩まなくなるのでコントロール次第では直ったように感じることができるのではないか
当事者である筆者の考えです。
苦痛に感じなければHSS型HSPでもそうでなくても関係ない
HSS型HSPでもそうでなくでも・・・
【自分の行動や思考の癖を知ること】は生きていく中で全ての人に当てはまり必要なことではないかと考えています。
HSS型HSPは自分を知る自己理解の一つのツールであるということですね
まとめ
【HSS型HSPとは?】についてお伝えさせていただきました。
- 『HSS』の側面と『HSP』の側面をあわせもつため世間一般の考え方や感覚がちがう
- 人口の3%である『HSS型HSP』は理解されずらい側面がありますが自分を理解することで自分をコントールすることができること
- 活かしていくことで悩みは減る又はなくなることが可能なこと
をお伝えできればと幸いです。
また、HSS型HSPには生まれ持った特有の才能があります。今後は記事にしていきますので参考になればと思います。
かくれ繊細さんの特有の悩み「やりたいことの見つけ方」に特化して書かれた著書【かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方】の書評も参考にしていただければ理解が深まると思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント