【最近よく聞くHSPを知っていますか?】
- 他人よりも疲れやすい
- 自分の想いや意見を伝えようとすると涙がでる
- 相手の機嫌が悪いと自分がなにかしてしまったのではないかと気が気でない
- 細かいところに目がいく
他にも、覚えるつもりがないのに人の持ちものなど覚えていたり、
「考えすぎ」「真面目すぎ」
と言われたことはありませんか?
それは生まれつき『HSP』という
少し特殊な気質の持ち主の可能性が高いです。
まわりと比べて、
自分を理解できずに悩むかたが多い『HSP』
正しく理解することで解決できる可能性が
非常に高いです。
本記事ではHSPを自覚する一人の当事者として
『HSP』についてできるだけわかりやすくまとめました。
(筆者は『HSS型HSP』と分類される気質を自覚しています。)
今まで知らずにもがいてきた
私の経験が参考になれば幸いです
では、どうぞ♪
HSPを知ったら人生が変わる!穏やかに過ごせる日が増える理由
はじめに、
私がHSPを知ったのはこの記事を書く
数か月前、『HSPのチェックリスト』に90%当てはまりました。
30年以上もHSPの気質があると知らずに
試行錯誤しながら生きてきて
HSP特有の特性によりつくりあげた性格に
自分を傷つける選択を選び続けていました。
たくさんの失敗でトラウマを抱え必死で生きてきたと自負しています。
(30年ほどしか生きていませんが・・・)
自分を知ることで
今までの謎だった自己肯定感の低さを
地下からすくいあげるように肯定し
答え合わせができるようになりました。
自信をもって言えることは
―自分を知ることは
幸せになるはじめの一歩です―
HSPを知る前には得たことがない
心の底から幸せを感じることや心穏やかに過ごせる
そんな相乗効果を得ることができます。
HSPとは刺激に敏感で繊細な気質を持った人
HSPとは
「刺激に敏感で繊細な気質を持った人」
「Highly Sensitive Person【ハイリー・センシティブ・パーソン】」
頭文字をとって『HSP』と言われています
【刺激】
①感覚や知覚に作用して反応を起こさせること、またその原因になるもの
②物事の動きを活発にさせるキッカケとして外から作用すること
※感覚…五感や物事のとらえかた
※知覚…五感がとらえた情報を脳が処理する前段階
【繊細】
感情などがこまやか、感じやすい、デリケート
【敏感】
感覚や感度の鋭いこと、わずかな変化でもすぐに感じとること
上記を踏まえると、『HSP』は
五感が鋭く、感じやすくてわずかな変化にも気がつきデリケート
ということになります。
また、『HSP』は生まれ持った気質であり病気ではありません。
5人に1人がHSPであると推測されており
決して少ない人数ではないことがわかります。
生まれつき繊細である人はどんな特徴があるのかをお伝えします。
HSPの4つの特性「DOES」にすべて当てはまる人がHSP
「刺激に敏感で繊細な気質を持った人」
言葉として見ても自分はどうなんだろう?
と思いませんか?
生まれてから付き合い続けてきた
自分の考え方や感じ方は「普通」と思っていましたし
全人口の20%の存在であり理解されにくく
生きづらさを感じる要因
と言われても当初は納得することができず・・・・
4つの特性は当てはまることが多く『HSP』に納得いく内容です。
- 気にしすぎな自分
- 人間としてもっと強くならなくては!と自分にムチを打っていた自分
- 素直に甘えられて羨ましいと思う気持ち
- 自分は劣っていると自己卑下してしまうこと
同じ悩みを抱える人が存在することに驚きました
ひとつひとつ私の感じたことを踏まえて4つの特性をお伝えしていきます。
①物事を深く考えてから行動する(Depht of processing)
- 興味を持ったことに対しとことん調べ始める
- さまざまな観点から物事を考える
- 一つ聞いて10のことを想像し考える
- 人の表情や言動の意味を必要以上に気にしてしまう
物事を深く考えることのできる特性はHSPではない人と
比べ同じ情報量でもあれもこれもと気がつくこと
(4つの特性の一つ『ささいなことに気がつく特性』)
で情報処理に時間がかかる。
先のことを予測する力があり
なかなかすぐに行動ができない
と自分を責めてしまうことがあるのも特徴。
行動には必ずリスクがあるのでリスクを考えすぎるために行動できなくなるんです
失敗を必要以上に恐れる傾向もありますね
②過剰に刺激を受けやすく、疲れやすい(Overstimulation)
- 強い光や音・人込みにストレスを感じる
- 人と関わる時間が長いと気疲れする
- 痛みに弱い
- 言われた些細なことに傷つきいつまでも忘れられない
痛みに弱いとは思ってましたが上記を自覚したのはHSPを知ってから気づきました
人と関わる時間が長いと疲れやすかったり一人時間がほしいのは怠けだ
雑音にイライラするのは私だけではないと思っていたのです
③共感力が高く、人の気持ちに振り回されやすい(Emotional reactivity)
- 映画やドラマ・アニメなど感情移入し号泣する
- 相手の気持ちを予測し合わせすぎてしまう
- 他人のちょっとした仕草や目線・声量などで機嫌や思っていることがわかる
- よく相談される
私は現役ケアマネージャーをしており介護職員として働いていました
利用者様の行動や話を聞いているとまるで自分の事のように感情がわかり時には一緒に涙してしまうことがあります
同僚や先輩から相談も多く、聞き上手なのだと思っていました
また、映画やドラマ・アニメなどを見ても号泣する事が多く
恥ずかしいですが一度も見たことないドラマの最終話の一部分を見ても同調し泣いてしまうことも・・・
④些細なことにも気づく(Sensing the subtle)
- 身の回りの変化に気がつきやすい
- 目につかない所に目がいく
- 通り過ぎた人の服装や持ち物をなぜか覚えている
家族や職場で探し物をしていても「今日はあそこにあった」と覚えていたり
些細なことに気がつく特性は介護現場では特に活かすことができていました
(それに伴った悩みも出現するので介護職に興味のある方は読んでみてください)
HSPは生まれつき脳の仕組みが異なっている
HSPとHSPではない人とは脳のある部分の働きが強いと言われているそうです。
主に感情を司っている部分の働きが強いため”不安”や”恐怖”などを感じやすく脳が興奮しやすい状態。
感覚のアンテナが鋭いため、HSPの当たり前の感覚が世の中の当たり前の感覚とは少しズレが生じる
上記のような4つの特性で同じ情報量でも人一倍に疲れやすいのが納得できます。
脳の仕組みが違う。とわかった事でHSPではない人(特に家族)に無理に価値観を合わせようと思わなくなりました
まとめ
HSPを自覚する一人の当事者として
『HSP』について実体験をふまえて簡単な説明をさせていただきました。
- 『HSP』は刺激に敏感な気質をもった人
- 『HSP』は生まれ持った気質であり病気ではない
- 『HSP』は全体で20%、5人に1人が該当する
- 4つの特性『DOES』にすべて該当する人は『HSP』
- 『HSP』は生まれつき脳の仕組みが違う
上記により世の中でいう「普通」とは少し異なりきっとつらい経験をしてきた方・今まさにつらい思いをされているかたが多いと聞きます。
私自身もそうでした
ですがHSPの気質を持って生まれてきたことは誇るべきことだと現在に至っています。
今までは自分がわからず扱えない不安や恐怖がありましたが、
現代において書籍やネット・SNSなどを利用したくさんの情報が手にいれることができ、自分を正しく知ることで過去の私の考え方や行動に答え合わせができる
そうしていく中で、『HSP』という気質は、
より多くのことを知れる・より多くのことを感じる・より多くのことに気づける
素晴らしく、人生において得をした気分を味わうことができます。
HSPの特殊な気質を扱う技術は必要になりますので当ブログを通じてお伝えしていければ、とも思っております。
筆者自身もHSPであり、活かしていくと決めています。
人生を前向きにとらえる出発点に立ち、はじめの一歩が自分を知ること
私の歩んできた人生・これからの人生をこのブログというツールに込めていきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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